Road to Quality of Life 05 各国輸入車の正規ディーラーとして
お客様それぞれのカーライフを提案

佐藤 友里
佐藤 友里 株式会社タカサワ
ジープ松本 営業

株式会社タカサワでは、プジョーやシトロエン、ルノー、フィアット、アバルト、アルファロメオといった世界各国の自動車ブランドを手がけ、長野県と山梨県で7社のカーディーラーを経営しています。そのなかのひとつ「ジープ松本」での仕事について紹介します。

お客さまの夢を実現させるお手伝いをする

カーディーラーという仕事

私は「ジープ松本」でセールスの仕事をしています。新車や中古車の販売をするだけでなく、自動車保険や車検のご案内をしたり、アフターフォローもしながら、お客さまのカーライフをトータルでサポートするのが仕事です。

基本的には、お客さまにショールームへお越しいただき、車やサービスのご案内をします。お客さまごとに担当者がつきますが、私は今、300人ほど担当するお客さまがいらっしゃいます。たとえばお店でイベントを開催する際に、お電話したり、メールやお手紙でご案内したり。日頃からコンタクトを取るように心がけているので、すべてのお客さまのことは把握しているつもりです。

お客さまにジープを選んでいただけるように、車についてご説明するだけでなく、ローンの組み方も工夫してご提案します。お客さまにとっては、ジープに乗ることがひとつの夢でもあると思うので、それを実現させるお手伝いができればと思っています。

この仕事に就いた経緯

私は新卒で株式会社タカサワに入社して、ジープ松本に配属されました。人と関わる仕事がしたかったのですが、業種にはこだわりがなく、地元の松本市でやりたいことが見つかればいいなと思っていました。

当時のタカサワの新卒採用はオート事業部だけで、面接はジープ松本で行いました。当時の店長が輸入車業界に長く、輸入車への思いや、ジープに対する思いを熱く語ってくださって、特別なものを扱う仕事だと感じられました。

入社当初はアシスタント業務をしていました。お客さまをお出迎えして、ヒアリングをしたうえで営業担当者に引き継いだり、アフターサービスで来店された方の受付をしたり、事務作業を長くやっていました。その間に知識を培って、入社4年目でセールスを任されるようになりました。

株式会社タカサワとしては、プジョーやシトロエンといったフランスの車や、アルファロメオやフィアットなどイタリアの車を取り扱い、松本店や長野店だけでなく、山梨県でも輸入車ブランドのディーラーを展開しています。高沢グループ全体で見れば、鉄鋼業を扱う商社として安定感のある企業です。その点も安心感につながっています。

ジープは夢を与える車

ジープの魅力と仕事のやりがい

ジープはアメリカを代表するブランドです。もともとアメリカ陸軍のために開発されたので、車高が高く、パワフルで、四駆の性能にはこだわりがあります。なかでもラングラーはジープを代表する車種で、軍用車にはじまる系譜のとおり、角張ったデザインが特徴的です。

ジープも含めて外車はブランドごとの個性が強く、車そのものにブランドの信念が表現されていると思います。お客さまのなかにはジープが好きで、とても詳しい方も多く、そういったお客さまからジープの魅力や知識を教えていただく場面も多いです。

お客さまがジープに乗って楽しそうにしているお話を聞くと、やっぱりジープは夢を与える車なんだなと思えるし、私もどんどんジープが好きになりました。自分でも購入して、乗って出かけるのが楽しいです。

この仕事は買っていただいて終わりではなく、むしろ買っていただいてからがスタート。お客さまがどうしたら楽しんで、快適に乗ってもらえるかを考え、突き詰めていくのが自分の仕事だと思っています。

ジープ松本
ジープ松本

ジープの魅力とジープのある暮らしを伝える

心に残るできごと

はじめての車にジープを選んでくださったお客さまがいます。昔からジープに憧れていたけど、当時800万ほどして、お客さまは20代前半だったので「新車は無理だろうから、中古車かな」と思いながら、なんとなく来店されたけど、一緒に試乗をして、ローンプランを見直して、新車を買っていただけることになりました。

納車して後日、ご連絡した際に「昔からずっと乗りたかった車に、まさか乗れるとは思っていなかったから、実現できて本当にうれしい」と言ってくださったんです。「はじめて乗る車がジープで良かった。提案されなかったら買っていなかった」とお礼まで言ってくださって。そのときは、この仕事をしていて良かったなと思いました。

ジープ歴最長の頼れる存在に

オート事業部のセールス担当の女性は私と店長だけ。店長は輸入車業界に長く携わってきた方で、その対応や姿勢には学ぶことが多く、目標とする存在です。

女性は男性に比べて頼りないと思われるのかもしれませんが、なかには「女性の担当者がいて良かった」と言ってくださるお客さまがいます。女性だから身構えずに済むのかもしれません。

私は、ジープ松本のセールスのなかではジープ歴の一番長い人間になりました。お客さまだけでなく、これから入ってくる後輩にも「私に聞けば、いいアドバイスがもらえる」と頼ってもらえる存在になりたいです。

そして何より、お客さまにジープの魅力をお伝えし、ジープのある暮らしをご提案していきたいです。そのためにもジープや車のことだけでなく、世の中の動きを知り、お客さまとの関係性を深められるようにしていきたいです。

プロフィール

佐藤 友里 株式会社タカサワ
ジープ松本 営業

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